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映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

乾貴美子

肝臓に見とれてしまう「孤高のメス」

 医療を扱った映画やテレビ番組が量産されています。けれど、手術シーンのリアリズムをここまで追及した作品はなかったのではないでしょうか。今から20年前の生体肝移植の現場を描いた映画「孤高のメス」、出色の出来でした。

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2010年03月30日
乾貴美子
孤高のメス
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なんていい映画なんだろう「プレシャス」

 悲惨な話のはずなのに、どうしてこんなに悲壮感がないのだろう。かといって、不幸を明るく笑い飛ばす映画でもないし、観(み)終わったあとたくさんの勇気や元気を与えられる映画でもない。毎日を、自分の運命を、粛々と歩み続ける覚悟を与えられる、そんな感じの映画でした。

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2010年03月26日
プレシャス
乾貴美子
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将来有望な女性監督が誕生!「カケラ」

 奥田瑛二さんのお嬢様が、姉妹で話題になっています
 そもそも、奥田ファミリーに注目が集まったのは、奥田瑛二さんの監督第4作「風の外側」での出来事がきっかけでした。この作品では、クランクイン直前に、当初主演予定だった女優が急きょ降板。やむなく次女・安藤サクラさんが主役を務めることになり、父親がメガホンを取る作品での、ヌードシーンや押し倒されるシーンに挑みました。その時の助監督が長女・安藤モモ子さん。母親の安藤和津さんはスーパーバイザーとして参加し、家内制手工業のような映画作りが評価されました。

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2010年03月02日
カケラ
乾貴美子
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サクラサク「花のあと」

 桜の季節にぴったりな一本をご紹介します。
 藤沢周平さんの小説を映画化。江戸時代の、東北の小さな藩が舞台になっています。

 

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2010年02月23日
乾貴美子
花のあと
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透明な不倫?「スイートリトルライズ」

 「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに。」

 なんて美しいセリフだろう。懺悔(ざんげ)のようで、それでいて誇らしげなこの一行を中谷美紀さんが口にすると、映画で描かれているのは夫婦愛でも不倫でもなく、崇高なアガペーのような感じがします。

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2010年02月01日
スイートリトルライズ
乾貴美子
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14歳の少女が殺された「ラブリー・ボーン」

 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作で数多くの賞を受賞したピーター・ジャクソン監督の新作は、世界で1千万人以上の人が読んだ小説「ラブリー・ボーン」が原作になっています。

 

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2010年01月22日
ラブリー・ボーン
乾貴美子
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役者陣の声にうっとり「今度は愛妻家」

 料理も、部屋の片づけも妻まかせ、という古いタイプの旦那(だんな)衆にとって、<妻に見捨てられたらどうすりゃいいんだ!?>というテーマは、恐ろしすぎて考えたくもないかも知れません。しかしそんな、妻まかせ旦那にこそ見ていただきたいのが「今度は愛妻家」。

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2010年01月13日
乾貴美子
今度は愛妻家
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女優の情愛を描く「抱擁のかけら」

 パンフレットを何度も何度も眺めてみてしまう。美しい、美しい映画。出てくる女優も、風景も、衣装も、そこに描かれる心情も、すべてが美しい。

 「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥー・ハー」「ボルベール<帰郷>」などで知られるペドロ・アルモドバル監督の新作です。タイトルの「抱擁のかけら」とは、寄り添う恋人たちの写真をバラバラに切り裂く象徴的なシーンからとったもの。

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2009年12月21日
乾貴美子
抱擁のかけら
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ビートルズ世代向け? 「ゴールデンスランバー」

 <首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の大逃亡劇!>と言われたら、なんとも面白そうではありませんか。主演は「篤姫」の徳川家定役でおなじみの堺雅人さん。さっそく観(み)に行って参りました。

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2009年12月01日
ゴールデンスランバー
乾貴美子
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脳のトレーニングになる?(500)日のサマー

「(500)日のサマー。」
サマーは夏のことではありません。女の子の名前です。
妄想系男子トムが、サマーと出会ってから別れるまでの500日を描いたのがこの映画。

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2009年11月25日
乾貴美子
(500)日のサマー
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宮藤官九郎がはじめて描く家族の物語「なくもんか」

 「舞妓Haaaan!!」のスタッフが贈るファミリーストーリー。阿部サダヲさんが稀有(けう)な役者であることを思い知らされる一本でした。

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2009年11月02日
なくもんか
乾貴美子
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あっという間の3時間半「沈まぬ太陽」

「沈まぬ太陽」、大作です。上映時間3時間22分ですもの。かつて黒澤明監督の「七人の侍」「赤ひげ」やドキュメンタリー映画「東京裁判」がそうであったように、途中で10分間の休憩が入ります

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2009年10月20日
乾貴美子
沈まぬ太陽
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自分が裁判員だったらどうするか、考えながらの「さまよう刃」

「自分の家族が殺人事件の被害者になったらどうしよう」と考えてみることはあるが、「自分が加害者になる」なんて、想像したことすらありませんでした。まさか、私が人を殺すわけがない。けれど、もし自分の家族が誰かに殺されたら、私の心の中には復讐(ふくしゅう)の気持ちが芽生えてしまうだろう。もし、もし、それを実行してしまったら、私の家族を殺した犯人と、犯人を殺した私は、どちらの罪が重いのだろう?

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2009年09月28日
さまよう刃
乾貴美子
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うっかりメタル好きになってしまった「アンヴィル」

私は音楽にうとく、このバンドのことを知らなかったのですが、メタル好きな方ならきっとご存じなのでしょう。アンヴィル、という、20年以上前に出したアルバムが(そこそこ)ヒットしたバンドのドキュメンタリー映画を見ました。

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2009年09月24日
アンヴィル
乾貴美子
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草食系おじさん大奮闘!「サイドウェイズ」

草食系男子……なる言葉が定着しつつありますが、草食系おじさんが小さな一花咲かせるお話が「サイドウェィズ」。

 

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2009年09月01日
サイドウェィズ
乾貴美子
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離婚しそうな方に見てほしい「ぼくとママの黄色い自転車」

横浜の郊外に住む、小学校3年生の大志(武井証)のもとにエアメールが届きます。それは、パリでファッションデザインの勉強をしている母(鈴木京香)から送られてきたものでした。エッフェル塔の前でほほ笑む写真も同封されており、大志はとてもうれしそうに、手紙を宝物箱にしまうのでした。

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2009年08月20日
ぼくとママの黄色い自転車
乾貴美子
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親族への臓器提供を断ったら…?「私の中のあなた」

日本では、臓器移植法が問題になっている。臓器移植とはどのような基準で誰に対し行われるべきなのか、そもそも体内の器官を他人に移植してよいものなのか答えが出せずにいる状況は、諸外国でも同じのようだ。

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2009年07月31日
乾貴美子
私の中のあなた
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新しいキャラも抜群の可愛いさ ~ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢

1989年の「チーズ・ホリデー」、1993年の「ペンギンに気をつけろ!」、1995年の「危機一髪!」、2005年の「野菜畑で大ピンチ!」で、毎回アカデミー賞短編・長編アニメーション部門を受賞。抜けたところのある発明家ウォレスと、彼に忠実な愛犬グルミットの騒動をクレイアニメで描く「ウォレスとグルミット」シリーズの新作が、完成しました!

 

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2009年07月16日
ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢
乾貴美子
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そこが映画館でなければ正坐して観たい「台湾人生」

何度か台湾を旅したことがある。
応援スタイルなどに昔の日本プロ野球の面影を残すという台湾野球を見たり、日本の温泉街そっくりだという台湾の温泉地をめぐったりする旅をした。
すると毎回、高齢の台湾人の方から

「日本人? どっから来た? わたし日本語話せるよ」 

などと話しかけられて驚いたことがある。

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2009年07月02日
乾貴美子
台湾人生
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風変わりさの度合いが職人技「サンシャイン・クリーニング」

 インディペンデント作品の香りがムンムンに漂いながらも、今年の3月に公開されるやいなや、たった4館から始まった興行が全米トップ10入りするなど好評をはくしているのが、この映画。

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2009年06月17日
サンシャイン・クリーニング
乾貴美子
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エンドロールまで見逃せない「劔岳 点の記」

先日、私は屋久島で縄文杉を見てきました。標高1280メートルの場所にある縄文杉を目指して、登山すること往復13時間!(撮影しながらだったので13時間かかりましたが、普通なら10時間くらいです) 這(は)うようにして歩く険しい道もありましたが、この映画を観(み)た者としては、そんなこと位でくじけてはいられません。たとえ登山でなくとも、ピンチを乗り越えるための勇気を与えてくれるのが「劔岳 点の記」。

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2009年05月29日
乾貴美子
劔岳 点の記
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役所広司“監督”作品「ガマの油」

例えば、「おくりびと」の本木雅弘さんの役は役所広司さんでも成立したような気がするし、「GOEMON」だって役所さんが出ていたらもっと面白くなっていたかも知れない……というくらい、役所広司さんという役者は、どんなタイプの作品にもハマってしまいます。アクが強くて本来悪役向きの顔立ちなのに、人の善さが隠しきれず、笑うと思いっきり善良な人物に見えてしまうというまれな存在感で、どんな役も自分のものにしてしまう。

 

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2009年05月22日
ガマの油
乾貴美子
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リアルな企業買収劇「ハゲタカ」

あれからもう4年もたつのですね。
ライブドアによるニッポン放送買収(しようとした)劇が連日一面トップで報じられていたのは、2005年はじめのこと。結局ニッポン放送はライブドア傘下に入らず、フジテレビの子会社となり一件落着したわけですが、一連のニュースのお陰で、TOB(株式公開買い付け)やらホワイトナイトやら、新しい言葉を覚えることができました。

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2009年05月08日
ハゲタカ
乾貴美子
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まるでガラ公演!「GOEMON」

時は安土桃山。城や塔が電飾に彩られ、無数の打ち上げ花火があがる夜空の下でひしめく民衆を俯瞰(ふかん)でとらえた、ド迫力映像から映画は始まる。見ている人をアッと驚かせてやろうという気合い十分なオープニングだ。この冒頭のシーンを見て、北京五輪の開会式を300倍豪華にしたようだなぁと思った。300倍豪華で、300倍感動したかったのだが、映像が豪華になればなるほど、私の気持ちはなぜか急速に冷めてゆく。

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2009年04月22日
GOEMON
乾貴美子
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統合失調症を患うバイオリニストのゆくえ…「路上のソリスト」

先日、娘(3歳)を連れて、オペラ「カルメン」のフリーコンサートを聴きに行きました。フランス語で歌われる「カルメン」の内容が理解できるはずないのですが、音楽を聴けば、どうやらそれが恋の物語だということは子供にも分かるらしい。同席していた男の子(同じく3歳)と「大好き!大好き!」と抱き合いはじめた。・・・音楽の持つ力ってすごい。言葉を使わなくても、音だけで語ってしまう。音だけで、聴く人を異次元に連れて行ってしまう。

これはそんな、音楽の力に魅せられた人々の物語。
主人公は、いまもなお、ロサンゼルスの路上で奏で続ける実在の“路上のソリスト”です。

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2009年03月31日
乾貴美子
路上のソリスト
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一足早く夏を体感!「釣りキチ三平」

 「おくりびと」のオスカー受賞で、一気に注目されることとなった滝田洋二郎監督の新作が「釣りキチ三平」「週刊少年マガジン」創刊50周年記念作品と銘打たれ、いわずとしれた人気コミックの映画化です。

 

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2009年03月17日
乾貴美子
釣りキチ三平
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子供と一緒に温暖化を考える「マダガスカル2」

 アフリカの砂漠で暮らすミーアキャットのドキュメンタリー映画を見た数日後に「マダガスカル2」を見たんですが、最近のCG技術はすごいですね。「マダガスカル2」で描かれているアフリカの草木の質感、風に吹かれた時の様子はドキュメンタリー映画で見たそれと遜色(そんしょく)なし。自分はミアーキャットを二度見に来たのかと間違えるほどでした。・・・・というのは大げさですけどね、大地を俯瞰(ふかん)で写したシーン、ライオンの毛並み、すべてのディティールはさすがDREAM WORKSの仕事。

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2009年02月25日
マダガスカル2
乾貴美子
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黒木メイサが天才バレリーナに。「昴ースバルー」

 根気がなくて、テレビの連続ドラマを見続けることが出来ないのですが……。ちょっと前に放送していた「風のガーデン」は良かったなあ。ストーリーの合間に挿入される富良野の景色が美しく、緒方拳さんはじめ役者陣の、肩に力が入っていないのに情熱ほとばしる演技に引き込まれ、珍しく3カ月間見続けました(でも、最終回を1時間分ビデオ録画しておいたら、途中で切れていた! 最終回だけ15分延長だったんですね……。最終回だけ延長する編成はやめて欲しいです。ラスト15分を見そびれたことがいまだに悔しい……)。

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2009年02月13日
乾貴美子
昴ースバルー
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宮崎あおいさんの天才ぶりを確認する「少年メリケンサック」

80年代パンクブームには乗り遅れたものの、90年代に残ったキワモノパンクバンドを取り巻く渦の中で、お客としてそのど真ん中にいたはずだ……私は。けれど大人になるにつれ、パンクとかロックとか、エレクトリックギターをかきならす音楽を「やかましいいいいいいいいいいいいいい!」と毛嫌いするようになった。高校生の私に対して、「そんなの聞いてたら馬鹿になるよ」と眉をしかめた両親と同じく、「あんなの聞いたら馬鹿になるから、娘(いま3歳)が聞かなきゃいいな」と本気で思う。私にとって大人になることとは、うるさい音楽を嫌いになることだった。

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2009年01月23日
乾貴美子
少年メリケンサック
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いがいに庶民的な内容にビックリ!「ラ・ボエーム」

 新しい年を迎えると、なにが変わるって訳でもないんですが……不思議と去年までは違う服装をしてみたくなったり、新しいことをはじめようと思い立ったりするものです。映画も、今まで見たことのないジャンルを見に行ってみてはいかがでしょう!? 例えば、そう、オペラなんていかが??

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2009年01月05日
ラ・ボエーム
乾貴美子
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伊丹十三さんにも見て欲しかった「ラーメンガール」

 日本を舞台にアメリカ人監督が撮影した「ラーメンガール」

 西田敏行さん、ハリウッド進出第一作目です。

 恋人を追って日本に来たものの、彼から疎ましがられ捨てられてしまうアビー(ブリタニー・マーフィー)。泣き明かす夜、アパートの向かいのラーメン屋に飛び込み、まったく英語の通じない店主(西田敏行)に悩みをぶち明けるのでした。気性の荒い店主はつべこべ言わずに食え!とばかりに一杯のラーメンを差し出す。そこからアビーの人生は急転。今までひとつとして仕事を続けられない根性なしだったのに、店主に弟子志願。ラーメン職人を目指すと言うのでした。

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2008年12月18日
ラーメンガール
乾貴美子
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こわくて咳ができなくなる ~感染列島

 新型インフルエンザだとか、抗生剤の効かないウイルスが発生しているだとか、ニュースで聞くたびに恐ろしくなる。しかしその一方で、自分だけは病気になったりしないはずと楽観している呑気(のんき)な私もいる。この映画を観(み)るまでは、呑気な気分でもいられたのだが・・・。

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2008年12月03日
乾貴美子
感染列島
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2008年版 私は貝になりたい

 1958年にTBSで放送されたドラマ版を再放送で見たのか、59年映画版(どちらも主演はフランキー堺氏)をテレビで見たのか記憶は確かではないが、<私は貝になりたい>と独白するモノクロ映像を鮮明に覚えている。

たしか小学生の時に見たのだと思う。父と母に、絶対に見ておきなさいと言われて見たのを覚えている。当時の感想は・・・・・・・恐怖。戦争への恐怖、死への恐怖、家族と別れる恐怖。その後もたくさんの戦争映画・戦争ドラマを見たが、最も痛烈に戦争の悲惨さを教えてくれたのが「私は貝になりたい」だった。

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2008年11月21日
乾貴美子
私は貝になりたい
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自閉症の妹を記録した「彼女の名はサビーヌ」

ベネチア国際映画祭最優秀女優賞セザーヌ賞主演女優賞などの受賞経験を持ち、日本では「仕立て屋の恋」の主演としてよく知られているサンドリーヌ・ボネール自らの妹を記録したドキュメンタリーフィルムです。

11人兄弟の7番目に生まれたのがサンドリーヌ。そして1歳違いの妹は自閉症でした。

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2008年11月05日
乾貴美子
彼女の名はサビーヌ
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飛行機も映画も職人技!「HAPPY FLIGHT」

「ウォーターボーイズ」しかり「スウィングガールズ」しかり、矢口史靖監督は、みんなが知らなかったマニアックな世界を万人受けするよう提示するのが本当にお上手です。

新作で取り上げたテーマは、飛行機の裏側。
機長を目指して昇格試験を受ける副操縦士、はじめて国際便で働くキャビンアテンダント(CA)、先輩にしごかれる整備士、新しいコンピューターシステムについていけないオペレーションディレクター・・・客として飛行機に乗り込むだけではうかがい知ることが出来ない、プロフェッショナルで、おちゃめな人物が魅力的に描かれています。

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2008年10月23日
ハッピーフライト
乾貴美子
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今年度ナンバーワン!女性版座頭市 ~ICHI

実写で次は何を撮るんだろうと、ずっと気になっていた。
「ピンポン」曽利文彦監督の6年ぶり2作目は女性版座頭市の「ICHI」!!
すこぶる素敵(すてき)で、私の中では今年度ナンバーワンかも知れません。

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2008年09月30日
ICHI
乾貴美子
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タイ式マッサージで魂を解放 ~七夜待

『萌の朱雀』『殯(もがり)の森』の河瀬直美監督の最新作は、今まで舞台にしていた故郷・奈良を飛び出し、異なる言語と文化の中で撮影されたといいます。

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2008年09月26日
七夜待
乾貴美子
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笑って泣ける、らしい、「パコと魔法の絵本」

いま日本で一番面白い芝居を書く“後藤ひろひと”さんの舞台を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が映画化した「パコと魔法の絵本」。原作の舞台と映画化された作品を比べるのは野暮(やぼ)なこと、と思いつつ、両方見たのでついつい比べてしまいました。

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2008年09月03日
パコと魔法の絵本
乾貴美子
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オリンピックより凄い? ~カンフー・ダンク!

「少林サッカー」「カンフーハッスル」「カンフー君」「カンフー・パンダ」……カンフーの映画があまたある中、今度はバスケットボール×カンフーの映画が誕生しました。

バスケットコートの脇に捨てられた赤ん坊が、カンフーの師父に育てられ、類(たぐい)まれなボールコントロール力の持ち主ファン・ジージエ(ジェイ・チョウ)となりました。ジージエの才能に目をつけたリー(エリック・ツァン)は“親を探し続けるバスケ少年”という感動的なキャッチフレーズでジージエを大学バスケチームに売り込みます。チームのマネージャー・リリー(シャーリーン・チョイ)は、ジージエが片思いする美少女。ジージエはバスケに打ち込みますが、リーグ戦の対戦相手はルールご無用の極悪チームなのでした……。

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2008年08月19日
カンフー・ダンク!
乾貴美子
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8月17日(日)放送です!FAX、メールお待ちしてます。

「阿久悠 ~時代を語り続けた作詞家~」

紅白歌合戦で歌われた作品の最も多い作詞家、
没後一年となる作詞家・阿久悠さんを特集する番組です。

膨大な楽曲の中から代表的なものをご紹介しつつ、
関係者の方のインタビューなども放送されます。

8月17日(日)19:00~22:59 

生放送で、
阿久悠さんの歌の思い出などをファックス、メールで募集します。

是非お送りください。
お待ちしてます。

2008年08月14日
乾貴美子
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ラストでやられた! ~同窓会

 「やられた!」という感じの映画です。

 大ヒットドラマ「花より男子」シリーズの脚本家サタケミキオ氏がシナリオを書き、メガホンをとった「同窓会」。

 映画プロデューサーの南克之(宅間孝行)は、高校の同級生・雪(永作博美)と結婚したが、子宝に恵まれず、若手女優のめぐみ(佐藤めぐみ)と不倫しています。不倫はバレていないだろうし、そう簡単にOKされるとは思わず、妻に離婚を切り出したところあっさり成立。わがままな行動に同級生たちから大ブーイングを受けます。

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2008年07月29日
乾貴美子
同窓会
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不倫について考える ~あぁ、結婚生活

 不倫と三角関係の泥沼恋愛も、ミッドセンチュリーのおしゃれなインテリアの前ででオスカー常連俳優たちが演じると、格調高い恋物語に見えてしまうからアラ不思議。なんとも優雅に、美しく、俳優の魅力を映し出している映画でした。

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2008年07月25日
あぁ、結婚生活
乾貴美子
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まさかこの人が監督するとは! ~蛇にピアス

なにが驚いたって、監督が蜷川幸雄さんなんですよ。

芥川賞を受賞したことで話題になった金原ひとみさんの小説「蛇にピアス」。当然映画化されるだろうと思っていたが、テレビドラマ出身の監督がメガホンを取って、ほぼ新人の女優起用して、主題歌に椎名林檎かなんかが流れて、そこそこの仕上がりの映画でそこそこの興行収益になるような予感がしていた。
けれど、原作の異物感がそれを許さなかったんですね。海外からも映画化を狙っていたという競争の中、監督することになったのは演劇界の鬼才・蜷川幸雄氏。

72歳にして年間10本近い舞台を演出する蜷川氏は、以前にも映画を撮っている。

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2008年07月08日
乾貴美子
蛇にピアス
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気が滅入るが絶対に見た方がよい ~闇の子供たち

実父に売春宿へ売り飛ばされ、ブヨブヨに太った白人の相手をする少女……。母親くらいの年齢の女性の相手をするために、ホルモン剤を何本も注射され、死んでしまった少年……。客の要求を拒んだからと、ムチでたたかれ失神した少年……。エイズを発症し、売り物にならないからとゴミ捨て場に捨てられた少女……。先進国の子供に臓器提供するため、生きているのに心臓を奪われてしまった少女……。

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2008年06月25日
乾貴美子
闇の子供たち
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ペットを暗殺するですって???

ペット専門のスナイパーの悲喜を描いた、
テリー伊藤さんの処女小説
「ペットスナイパー 二階堂達也」(幻冬舎文庫)
解説を書かせていただきました。

初期衝動あふれる、変な本ですよ。

かくいうワタクシ、高校生のとき、テリーさんに弟子入りしていたんです。
その頃の思い出をつづりました。

是非読んでください。

2008年06月23日
乾貴美子
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6月12日の放送です。

080609_dscn1563 うららかな時間が流れる、奈良県の明日香村を取材してきました。
オススメのまわりかたや、優しいおじいちゃま&おばあちゃまが出迎えて下さるお食事処・・・などなど、ご紹介します!

6月12日(木曜) 朝8:30~ NHK 「生活ほっとモーニング」

是非ご覧になってください!!

2008年06月09日
乾貴美子
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手に汗にぎる「クライマーズ・ハイ」すばらし。

Dscn1550_3  「原作が最高だよね」
 「ドラマも面白かったな~」
と、やたらと評判のよい「クライマーズハイ」を見てきました。

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2008年06月04日
クライマーズ・ハイ
乾貴美子
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死刑の次の日、新婚旅行へ。 ~休暇

 罪人を死刑にした翌日、新婚旅行に出掛けるのはどんな気分なんだろう。

 拘置所の看守をしている刑務官・平井(小林薫)は、美香(大塚寧々)とお見合い結婚することになりました。しかし、美香の連れ子の達哉(宇都秀星)は平井になつこうとせず、家族には一緒に過ごすための時間が必要でした。母の葬儀などで有給休暇を使い果たした平井に家族旅行の時間などなかったのでしょうが、死刑執行の際、下に落ちてきた死体を支える“支え役”を担当すれば、1週間の休暇が与えられることを知ります。勤務する拘置所で3年ぶりの死刑執行が決まり、平井は“支え役”を自ら名乗り出ます。同僚の三島(大杉漣)はそのことに激怒しました。“支え役”は休暇が必要なほど精神的にハードな仕事。死刑囚の金田(西島秀俊)は模範囚でしたが処刑が近づいていることを察知して混乱しています。職務とはいえ、他人の命を奪ったものが、翌日に家族と幸せを味わえるのだろうか・・・?

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2008年05月29日
乾貴美子
休暇
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植物画の世界へようこそ☆

Image339sこんにちは!
帝国劇場でオーストリアの皇太子ルドルフの悲恋を描いた「ルドルフ」を見たり、映画も演劇も大好物な乾貴美子です。


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2008年05月23日
乾貴美子
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日本が誇る怪優の演技を堪能 ~世界で一番美しい夜

監督のやりたいことの純度100%の映画を見たような気がします。

<人間はなぜ不幸になるのでしょう?>
<文明が進んで、行き着く所まで来てしまった。子供達が安心してぐっすり眠れる夜を一晩も持てない。>
では、不幸の元凶である進歩のない瞬間を作るためには、世の人が全員がセックスに興じていればよいのではないか・・・という、酒場の猥談(わいだん)のようなテーマを生真面目(きまじめ)に映画化してしまったのが「世界で一番美しい夜」。

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2008年04月24日
世界で一番美しい夜
乾貴美子
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裏切り御免! ~隠し砦の三悪人

「椿三十郎」に引き続き、黒澤作品のリメーク第二弾
「椿~」はオリジナルと同じ脚本を使用し、黒澤監督の息吹が感じられつつちゃんと森田芳光作品になっているという、リメークのお手本のような仕上がりでした。今回の「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」は“姫と黄金を守る脱出劇”という設定以外は独自のシナリオなので、黒澤ファンの方は、偶然タイトルが同じ新作と思ってご覧になった方がよいかも知れません。

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2008年04月21日
乾貴美子
隠し砦の三悪人
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西田敏行の本気をみた ~丘を越えて ★★★★★

数年前に、菊池寛の戯曲「父帰る」と「屋上の狂人」を同時上演するという舞台を見たことがあります。「父帰る」は長年失踪していた父が突然帰宅した日の騒動を描いた作品で、「屋上の狂人」は屋根に登り山や雲と話してばかりの息子と家族のドタバタ劇。どちらも大げさな設定ではない中に押し殺した感情が爆発する瞬間が描かれていて、菊池寛という人はなんてすごい作家なんだろうと感動した覚えがあります。

そんな菊池寛をモデルにした映画ができあがりました。
タイトルは「丘を越えて」。

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2008年04月02日
丘を越えて
乾貴美子
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お金持ちなら共感できる? ~美しすぎる母

2歳の子供の母親である私は、母という生き物の出てくる映画を見る時、いつもどこかで母親のあるべき姿を探しながら見ているわけですが、この映画を見ると理想の母親像がぼやけるばかり・・・。

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2008年03月14日
乾貴美子
美しすぎる母
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ディズニーの底力! 大人が楽しい ~魔法にかけられて

Inui_080304 久し振りに、試写室で笑い声がするのを聞いた気がします。チラシと試写状を見ただけでは、一体これがアニメなのか実写なのか、ハタマタ2つが合体した映画なのか想像つかなかったのですが、これは“アニメのキャラクターが実写の現実世界に飛び込んだらどうなるのか!?”というお話。冒頭10分くらいがアニメで、そのあとはほぼ全部実写でした。

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2008年03月05日
乾貴美子
魔法にかけられて
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アンディ・ウォーホルとボブ・ディランの恋人と死 ~ファクトリーガール

Inui080222  私のまわりにも、こういう人がいる。いや、いた。と言った方がいいかも知れない。きらめくスポットライトを浴びた後に、どうしてか破滅的な落ちぶれ方をしてしまう人。いつの時代にもそういう人がいる。最近だとブリちゃん(ブリトニー・スピアーズ)とか? そういうディーバを想像すればいいかも知れない。けれど今の時代だとケアシステムがしっかりしていて、落ちぶれようにも中途半端にしか出来ない。これは破滅的な人がとことん破滅的になれた時代の、悲しいミューズのお話

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2008年02月22日
ファクトリーガール
乾貴美子
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北京オリンピックを楽しむためにも「王妃の紋章」

チャン・イーモウ監督やり過ぎです。

新作「王妃の紋章」金きら金に人・人・人。眩しくて目がシバシバしてしまいました。

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2008年02月05日
乾貴美子
王妃の紋章
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志の輔落語「歓喜の歌」

映画「歓喜の歌」を見たら、どーーーーしても聴きたくなって、
行って参りました、<<志の輔落語 in パルコ>>。

立川志の輔さんは3年前から、毎年1月に渋谷のパルコ劇場で
1か月間の独演会を開いてらっしゃいます。
昨年までは日時によって演目を替えてやってらしたのに
今年は「歓喜の歌」が映画化されたのを記念して
連日「歓喜の歌」を演じてらっしゃいました

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2008年01月30日
乾貴美子
歓喜の歌
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世界初? 耳占い!!

Inui080125_01 こんにちは!
私はお正月明けにひいた風邪が長引いてゴホゴホゴホ。
気分全開といえぬ日々を過ごしております。

気分転換をしよう!と思いたち、
銀座メルサの中に新しくできたイヤーエステ(つまり耳エステ)
お店  VIEW the SPA at GINZA に行ってきました。

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2008年01月25日
乾貴美子
編集部からのお知らせ
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歓喜の歌★★★★★

こんにちは!
いやぁ、ラストの合唱シーンでは思わず泣いちゃったなあ。
「歓喜の歌」をご紹介しますね

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2008年01月18日
乾貴美子
歓喜の歌
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カンヌ映画祭・カメラドール受賞「JELLYFISH」で暖をとりましょう。

 2007年のカンヌ映画祭でカメラ・ドール(最優秀新人監督賞)を受賞した作品をご紹介しますね。しかしこの映画、カンヌと聞いて連想するような派手さはなく、素朴で、ほわんと優しい気持ちにしてくれるんです。

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2007年12月28日
乾貴美子
JELLYFISH
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2007→2008

まだ開設して間もないワタクシのブ映画紹介ブログですが、お読みくださって有難うございます☆☆☆

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2007年12月28日
乾貴美子
編集部からのお知らせ
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ちなみに、

Inui_07122502

こちらはワタクシが手作りしたクリスマスリースでございました。

生の杉で作ったのですが、来年まで保存できるのかなぁ・・・?

 

お正月のしめ縄は一年ごとに破棄しなきゃダメと聞きましたが、

ツリーも捨てたほうが良いのかなあ・・・?

しかし手作りしたので捨てるのは忍びないです。

 

2007年12月25日
乾貴美子
編集部からのお知らせ
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メリークリスマス、でしたね。

Inui_07122501  クリスマスが終わった後にお知らせするイルミネーション情報!!

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2007年12月25日
乾貴美子
編集部からのお知らせ
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ミック・ジャガーの元彼女が風俗嬢に!?泣けます ~やわらかい手

 何日か前の朝日新聞に、二つの映画の広告が並んでいました。ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんがキラリとこちらを見つめる『PEACE RED アメリカVSジョン・レノン』と、ミック・ジャガーの元彼女マリアンヌ・フェイスフルが優しく子役を見つめる『やわらかい手』。

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2007年12月11日
やわらかい手
乾貴美子
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椿三十郎が見事よみがえりました!

Dscn0285  森田芳光監督の「椿三十郎」を見てまいりました! いやぁ、面白かったなあ。誰もが知っている黒澤明監督の名作をリメークすることになったら、新解釈で前作と全然違う作品に仕上げるか、とことん同じにするかのどちらかだと思うのですが、森田監督の取った手法は後者。黒澤版の台本をそのまま使って、シーン構成はもちろんアングルまでそっくりそのままに作っているのです!

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2007年11月28日
乾貴美子
椿三十郎
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劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」が待望の映画化です。

 「陰日向に咲く」は、ホームレスに憧れるサラリーマン、キャンブルまみれで振り込め詐欺をやろうとしたが人助けをしてしまう小心な男、浅草の売れない芸人、がけっぷちアイドルとアイドルおたく・・・などモヤモヤを抱えた人物のオムニバスストーリーが最後に交錯する素晴らしい小説でした。私は最後のジュピターさんの手紙のところで泣いてしまいましたよ。

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2007年11月26日
乾貴美子
陰日向に咲く
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ジプシー音楽の代表曲と魅力が凝縮~ ジプシー・キャラバン

Inui01 絶対に日本人の感性では演奏できないくらい、猥雑(わいざつ)で、情熱的な、ジプシー音楽のドキュメンタリー映画を見てきました。

面白かったー!!

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2007年11月06日
ジプシー・キャラバン
乾貴美子
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エロを芸術であつ~くコーティングしたお茶菓子~ 眠れる美女

 はじめまして!乾貴美子です。今回からオススメ映画をご紹介させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

 でも、最初にお断りしておきますが・・・ワタクシいわゆる大作や、よくできたお涙頂戴ものが苦手でございます。30代夫子あり、掃除が大好きで地味なタイプの女ですが、まだまだ気持ち的には反抗期の真っただ中。ちょっとひねった映画を見つけていけたら良いなぁ~と思う次第であります。

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2007年11月01日
乾貴美子
眠れる美女
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