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映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

「フローズン」~シンプルな映画こそが意欲的な映画

もしも海のど真ん中に取り残されたら?という設定の「オープンウォーター」を彷彿(ほうふつ)とさせる「フローズン」。スキー場のリフトに取り残されたら?というまさかの設定。地上15メートル、気温マイナス20度、食料ナシ、携帯圏外、スキー場の再開は1週間後。映画のガイドラインは他に説明不要。非常にシンプルでわかりやすい映画である。

本編の約8割がリフトの上での展開。動きのなさそうな映画だと思うがこれが見事に裏切られる。3人の男女がせまっ苦しいリフトに取り残されたかと思いきや、事態はいやおうなしに悪い方へと向かう。さらに、周囲に広がる雪原の開放感がリフトの上の閉塞(へいそく)感をあおり立てるのだ。
監督のアダム・グリーンは、スティーヴン・スピルバーグの代表作「激突」や「ジョーズ」に影響を受けたとあり、低予算かつシンプルな設定の中、技術と知恵で勝負に出ている。複雑なストーリーラインは観客の目をそらすことも可能だが、シンプルになればなるほど作り手の知恵と技術が試されるものである。
さらに、悪いことをすれば悪いことがそのまま返ってくるという、これまたシンプルな“因果応報”の精神が嫌みなく添えられているのもポイント。
身近な危険スポット。こんなアイデアもまだあったか!と思わされ、3D超大作へと移行していくハリウッドの流れへのアンチテーゼのような映画ともとらえられる。
それはそれとして、激暑の夏に雪山映画とはおつなものです。「避暑地」としてもご活用あれ。

(「フローズン」宣伝担当)

Photo

●「フローズン」8月7日より渋谷シネクイントほか全国順次公開中

公式ホームページ:http://www.frozen-movie.jp/

配給:ブロードメディア・スタジオ

(c)2009 FROSTBITE FEATURES, INC. All Rights Reserved

2010年08月11日
フローズン
映画配給および宣伝各社の担当
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