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映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

テディが島に来た本当の理由は? ~シャッター アイランド

映画を見終わって、最初に思ったのが「ビューティフル・マインド」っぽいな、だった。「ビューティフル・マインド」は全体的に重厚な重苦しい感じの作品で、雰囲気は全く違うのだが、なぜか同じベクトルを感じた。精神的な病を中心にすえているからだろうか。

本作品は、1950年代が舞台となっている。ボストンの沖合にあり、四方を海に囲まれ、精神を病んだ犯罪者だけを収容する島「シャッター アイランド」で起こった事件をレオナルド・ディカプリオ扮する連邦保安官テディ・ダニエルズとその相棒チャック・オール(マーク・ラファロ)が解決に向か う。そして事件解決に向け調査する2人に、島の中で様々な出来事が降りかかってくる。

そしてテディは、様々な過去の記憶を、島の中でよみがえらせる。それは、戦争で見てしまった悲惨な記憶や体験、最愛の妻の死であった。さらに、自 分でふたをしていた過去の記憶をも思い出していく。その過去の記憶がひとつの線につながった時、隠された秘密が明らかなり、物語のラストを迎える。それ は、自分がなぜこの島に来たのか、ということであった。

ラストを迎えた時、「えっ、本当にそうなの」と思うと同時に、「なるほど」と今まで見てきた出来事がつながったので納得できた。しかしながら、そ の後に見た映画の本当のエンディングを見て、何が本当のことなのか分からなくなってきた。見ている私が混乱して真実が分からない気分になってしまったのも 事実だ。

途中で出てきた出来事が一体何を意味しているのか、それは真実なのか、誰かの心の中で情報をねじ曲げていないかを見分けるのはとても難しい。テディが探す「レイディ」は一体誰なんだろう? 様々な登場人物が本当は誰なのか、考えながら見ると面白いのではないだろうか。

★4月9日より全国公開

2010年03月12日
アーリー
シャッター アイランド
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