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映画散歩

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草食系おじさん大奮闘!「サイドウェイズ」

草食系男子……なる言葉が定着しつつありますが、草食系おじさんが小さな一花咲かせるお話が「サイドウェィズ」。

 

売れない脚本家の道雄(小日向文世)は、親友の大介(生瀬勝久)の結婚式に出席するためアメリカへ向かいます。大介はロサンゼルスのレストラン店長として成功しており、言葉もアクションもアメリカナイズされています。一方の道雄は英語がしゃべれず、自己紹介もかたくなに日本式でおこなうしまつ。 

道雄がアメリカ留学していた時の片思いの相手・麻有子(鈴木京香)の居場所が分かり、二人は会いに行くことにしますが、キャリアウーマンとしてバリバリ働く麻有子に道雄は思いを打ち明けられず、大介は結婚をひかえているにもかかわらず、麻有子の友人のミナ(菊池凛子)と恋仲になってしまいます。

道雄が草食系おじさんなのに対し、大介は、すれちがった女性ほとんどを口説こうとするほどの肉食系。口べたな道雄に対し、おしゃべりな大介。二人の対比が分かりやすくて面白い。

メーンキャスト4人がはまり役で、特に道雄を演じた小日向文世さんは、思わず「こういうおじさん、いるいる!」と叫びたくなるほど草食系おじさんの特徴をよくとらえてらっしゃる。

物語の舞台になるのは、カリフォルニアワインの生産地として有名なナパ・バレー

麻有子はワイナリーで働くスタッフという設定で、道雄と大介がワイナリーをツアーするシーンがたくさんあるし、ワインを飲むシーンもたくさん。見ているとナパ・バレーに行ってワイナリーめぐりをしてみたくなること請け合いです。

きっとこれは、ワイン好きの日本人プロデューサーが、ナパ・バレーでロケしたいがために企画した映画なんだろうなあと思いきや、第77回アカデミー賞で脚本賞を受賞した「サイドウェイ」の日本リメーク版とのこと。日本人俳優による日本映画を、全編カリフォルニアロケでハリウッドのスタッフが撮影したそうで、日本映画なんだけど、なんともアメリカンな仕上がり。

音楽を担当した、ジェイク・シマブクロ(「フラガールズ」の音楽でおなじみ)さんのウクレレのメロディーはとっても素晴らしいのだけれど、カリフォルニアの雰囲気とはあってないような気がいたしました。

★10月31日全国ロードショー

2009年09月01日
サイドウェィズ
乾貴美子
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