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映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

子供と一緒に温暖化を考える「マダガスカル2」

 アフリカの砂漠で暮らすミーアキャットのドキュメンタリー映画を見た数日後に「マダガスカル2」を見たんですが、最近のCG技術はすごいですね。「マダガスカル2」で描かれているアフリカの草木の質感、風に吹かれた時の様子はドキュメンタリー映画で見たそれと遜色(そんしょく)なし。自分はミアーキャットを二度見に来たのかと間違えるほどでした。・・・・というのは大げさですけどね、大地を俯瞰(ふかん)で写したシーン、ライオンの毛並み、すべてのディティールはさすがDREAM WORKSの仕事。

 ニューヨークの動物園から逃げだしたライオンのアレックスと、シマウマ、キリン、カバの珍道中。マダガスカル島で遊んだあとニューヨークに帰ろうとしますが、ペンギンが操縦する飛行機が墜落し、アフリカにたどりついてしまいます。ニューヨークで大受けだったアレックスのストリートダンスがアフリカで認められるわけもなく、4頭は路頭に迷いそうになります。アレックスが両親と感動の再会を果たすも、特技がダンスだけではライオンとしての素質に欠けると、群れから追い出されそうになってしまいます。ほどなくして、アフリカの大地を干害が襲います。果たして危機を脱し、ニューヨーク育ちの4頭は生き残ることができるのでしょうか!?

 ライオンの群れのボスである父とその息子の物語であり、ボスの座を狙うライオンが息子を欺瞞(ぎまん)するあたりは、ディズニーアニメ「ライオンキング」と大いに重なります(それにアレックスのお母さんの顔が、「ライオンキング」の雌ライオン・ナラにそっくり!)。でもライオンという動物の特性を考えるとそういうストーリーにならざるを得ないので仕方がないでしょう。他にも、ライオンとシマウマの友情、キリンとカバの種別を超えたラブストーリーなど、動物モノ作品の王道ともいえるエピソードが出てきて、悪くいえば教科書通りに作られた動物アニメ。良くいうと、安心・安全で、ぜひとも子供を連れて見に行きたい良質な作品

 でも子連れじゃないと楽しめないかというとそうではなくて、地球温暖化や、都会と田舎の差、人間と動物の共存・・・なんてテーマもきっちり描かれていて、考えさせられてしまう。

 世界征服を狙うキツネザル、自信過剰なペンギン、意外に権利を主張するサルたちなど、キャラクターづけもバッチリで、笑って、考えて、おなかいっぱいの90分!!

2009年02月25日
マダガスカル2
乾貴美子
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