朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

エンタメ

  • 映画散歩TOPへ

映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

ラストでやられた! ~同窓会

 「やられた!」という感じの映画です。

 大ヒットドラマ「花より男子」シリーズの脚本家サタケミキオ氏がシナリオを書き、メガホンをとった「同窓会」。

 映画プロデューサーの南克之(宅間孝行)は、高校の同級生・雪(永作博美)と結婚したが、子宝に恵まれず、若手女優のめぐみ(佐藤めぐみ)と不倫しています。不倫はバレていないだろうし、そう簡単にOKされるとは思わず、妻に離婚を切り出したところあっさり成立。わがままな行動に同級生たちから大ブーイングを受けます。

 しかし、あるきっかけで実家に立ち寄り自分の部屋を見渡していたところ、学生のころ雪に書いたラブレターや思い出の品が出てきて、高校時代の雪への恋心を思い出します。
 当時、雪はイケメンの中垣(窪田正孝)といつもべったりで、プレゼントされた万年筆を後生大切にしていました。結婚してからも、雪は自分より中垣を愛しているのではないかという思いが断ち切れずにいた克之。離婚後、疎遠にしていた雪が病魔におかされ余命いくばくもないことを知り、雪をはげますために、雪と中垣をひきあわせようとするのですが・・・・・。

 最後は「やられた!」という感じの見事などんでん返しがあり、さすがは「花男」の脚本家!! 脚本が本当にしっかりしています

 しかし主演の宅間孝行さんのお名前を存じ上げなかったので、なんだかマイナーな映画だなあと思っていたのですが、役者・宅間孝行さんこそ脚本家のサタケミキオ氏なのです。主演俳優の顔を見て「あ、こいつが書いてるのか」と思われるのが嫌で、脚本を書く時と演じる時で名前を変えているそう。

 宅間孝行さんのお顔は、(こういっちゃあ大変失礼ですが・・・)バタ臭い二枚目。顔面のアップシーンが多いので「さぞかしご自分の顔をカッコいいとお思いなんだろうな・・・」なんて思ってしまいましたが、貧乏な時代の回想シーンで、変なトサカ頭とランニングシャツで出てきたのを見て「カッコ悪い自分の見せ方もわかってらっしゃる人だ!」と一気にファンになってしまいました。

 そして永作博美さんの存在の大きさを改めて感じました。決して派手な作品ではないのに、永作さんが出ているだけで、低予算(な感じ)の映画も一気にメジャーな印象になってしまう。彼女の笑顔(映画の中で満開です)を見ているだけで暑さも吹き飛ぶし幸せな気持ちになります。

2008年07月29日
乾貴美子
同窓会
トラックバック (0)
  • バックナンバー

ライター紹介

ココログ

画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Firefox 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。