朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

エンタメ

  • 映画散歩TOPへ

映画散歩

シネマでしゃべろ 十人十色、それぞれのイチオシは?

約束 ~犬と私の10の約束

 母・斉藤芙美子は娘・あかりに犬と暮らすために守らなくてはならない10の約束を伝える。それは自分の想いと重ね合わせて。まもなく芙美子(高島礼子)は亡くなってしまう。そこからは、残されたあかり(田中麗奈・幼少期は福田麻由子)とその父・祐市(豊川悦司)、犬のソックス(ゴールデンレトリバー)の3人での生活が始まる。その様子がこの映画では描かれる。子犬として家に来てから、その後10年間のソックスを中心とした心温まるストーリーだ。

 話の中心は、あかりなのだが、犬嫌いで家事は何もできない父・祐市の変化は見逃せない。豊川悦司がうまくこの役を演じている。彼の存在なしでは、この映画は成り立たないとさえ思う。最後の彼は大切なものが何なのか、ソックスが教えてくれたと、さりげなくあかりに語る。それは、「俺は後悔していないよ!」だ。ソックスによって一番変わったのは祐市だ。

 ソックスによって、周りにいる人の心が癒され安らぐシーンがいくつかある。ペットはこの殺伐とした社会の中で、同じような役割を果たしていることだろう。多くのペットは愛されて幸せなのだろう。しかしながら、飼い主に捨てられて保護されるペットもたくさんいる。そんなペットを捨てた人には是非この映画を見て欲しい。もしもっと一緒にいたら・・・と、きっと思うだろう。

 10の約束の最後の約束は「私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。」これは最後まで一緒に暮らすことを意味する。そして、この映画の中では、母が娘に言いたかったことでもあるのだろう。

※3月15日全国ロードショー

2008年03月10日
アーリー
犬と私の10の約束
トラックバック (0)
  • バックナンバー

ライター紹介

ココログ

画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Firefox 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。